WAF でブロックされている脆弱性の表示

WAS の検出結果とレポートに、Qualys WAF でブロックされている脆弱性を表示できるようになりました。これは、WAS と WAF の共有アセットである Web アプリケーションの脆弱性です。これを設定するには、「スキャントラスト」オプションを有効にして、Qualys スキャナが WAF 経由で Web アプリケーションを透過的にスキャンできるようにします。これにより、評価とレポートの精度が向上します。この設定は、WAS または WAF で簡単に実行できます。

「スキャントラスト」機能を使用するには、Qualys サブスクリプションで有効にする必要があります。有効にすると、Web アプリケーションが WAF で保護されている場合、WAS に「スキャントラスト」オプションが表示されます。

サブスクリプションでの「スキャントラスト」の利用については、Qualys サポートまたはテクニカルアカウントマネージャにお問い合わせください。

WAS モジュール

Web アプリケーションを作成または編集する場合のスキャン設定ペインの「スキャントラスト」オプション。

WAF モジュール

WAF モジュールで Web アプリケーションを編集する場合のポリシーペインの「スキャントラスト」オプション。

Qualys スキャナでこれらのスキャンを実行できるようになったら、WAS で脆弱性スキャンを開始するときに、認証を有効化するオプションを必ずオンにしてください。

新規スキャンを開始する場合のスキャン設定ページの認証を有効化するオプション。

WAS の検出結果で「保護済み」フィルタを使用すると、Qualys WAF でブロックされている脆弱性を表示できます。

「検出リスト」タブのフィルタペインの「保護済み」フィルタ。

WAS のレポートで「保護済み」フィルタを有効にすると、Qualys WAF でブロックされている脆弱性を表示できます。

レポートを編集する場合のフィルタペインの脆弱性フィルタ。