新しい Cloud Agent をインストールするか、または既存の VMDR 用 Cloud Agent をアップグレードすることで、インベントリの作成を開始します。
VMDR では、Cloud Agent で未適用のパッチを検出するための専用のエンジンをアクティブ化する必要があります。このエンジンは非常に軽量で効率的ですが、VMDR 用 Cloud Agent をアクティブ化するには、20MB のダウンロードと、これらのコンポーネントの各ホストで 100MB の空き容量が必要になります。
システムに Cloud Agent をインストールして実行するための要件は、以下のとおりです。
- ホストは HTTPS ポート 443 を経由して、Qualys クラウドプラットフォーム(または Qualys プライベートクラウドプラットフォーム)にアクセスすることが必要です。
- (Windows)ホスト上でのローカル管理者の権限が必要です。プロキシ設定がサポートされます。
- (Linux、Mac、AIX)ルート権限、sudo によってルート権限を委譲された非ルート権限、または十分な権限のある非ルート権限が必要です。プロキシ設定がサポートされます。
「Help」メニューの「Welcome」オプションに移動して、「Welcome」ページを表示します。「Identify Assets」項で、「Download Cloud Agent」ボタンをクリックします。
OS を選択して、ローカルマシン用のエージェントインストーラをダウンロードします。各ホストの管理者権限でのコマンドプロンプトで、インストーラを実行します。
例えば、「Windows」をクリックし、ページに表示されるエージェントのインストール手順に従います。エージェントインストール用にデフォルトの AI アクティブ化キーが提供されています。キーの追加または管理を行うには、「Cloud Agent」->「Agent Management」に移動します。
以上で完了です。エージェントがクラウドプラットフォームへの接続を開始します。数分で最初のアセット検出結果が表示されます。
「Help」メニューの「Welcome」オプションに移動して、「Welcome」ページを表示します。「Identify Assets」項で「Configure Agents for VMDR」ボタンをクリックします。
必要なアクティブ化キーを選択して、「Upgrade」をクリックします。選択したアクティブ化キーは、VMDR 用にアップグレードされます。
『Cloud Agent Getting Started Guide』をダウンロードしてください。
スキャナ、センサ、コネクタを使用して、オンプレミス(デバイスとアプリケーション)、モバイル、エンドポイント、クラウド、コンテナ、OT、IoT の各アセットについてのインベントリを作成できます。
「Help」メニューの「Welcome」オプションに移動して、「Welcome」ページを表示します。「Identify Assets」項で、アセットインベントリの設定を始める方法を選択します。