Windows エージェントのログファイルには、次のエラーが表示されます。ログファイルを参照できる場所を以下に示します。
一般的なエラー |
スキャンエラー |
通信レイヤエラー |
情報ステータス |
一般に、サーバ側の HTTP 409 応答からのエージェントエラーコードで、クライアントがクライアント側のスナップショット、差分、および変更リストファイルを削除しなければならないことを示します。このエラーは、クライアントのスナップショットの状態に不整合が検出されたときに発生します。
また、正常に再セットアップが行われた後にも発生します。この場合、このエラーコードは失敗を示していません。再セットアップの後、エージェントは、初めてインストールされたときと同様にクライアントの新しいスナップショットを開始します。エージェントが再セットアップされるときに、古いスナップショットとクライアントとの関連付けは解除されます。したがって、エージェントは、新しい ID でネットワークに再び参加するときに、クライアントエコーを最初から再構築する必要があります。
このエラーは、クローン作成以外の状況では発生しません。これは重大なエラーではありませんが、削除の目的を理解するためにも根本原因を分析する必要があります。
エージェントがサーバからのリソースのダウンロードをリクエストしています。リソースのダウンロードのリクエストが正常に終了しなかった場合(つまり HTTP の結果が 200 ではなかった場合)、エージェントではこのコードが使用されます。
一般に、サーバ側の HTTP 424 応答からのエージェントエラーコードで、クライアントを再セットアップしなければならないことを示します。これは通常、システムイメージおよび配置の際にエージェントのクローンが作成される場合に発生します。別のエージェント(クローンなど)の ID を持つエージェントは、クラウドプラットフォームのバックエンドプロセスで検出され、拒否されます。その拒否プロセスの中で、エージェントがシステムに新しい ID を要求する必要があることがエージェントに伝えられます。これが再セットアップです。セットアッププロセスで新しいエージェント ID が作成されます。
このエラーは、クローン作成以外の状況では発生しません。これは重大なエラーではありませんが、再セットアップの目的を理解するためにも根本原因を分析する必要があります。
新しい設定をサーバから受信すると、エージェント内部ではこのコードが使用されます。現在の設定 GUID と受信した最新の設定 GUID との間で確認が行われ、一致しない場合は、受信した設定が新しいとみなされ、このエラーコードが使用されます。新しい設定を受信すると、それ以降の処理が停止し、先に新しい設定が適用されます。現在のところ、このエラーコードはログには表示されません。
スキャン中に、スナップショット、差分、または変更リストデータベースに対して、読み取りや書き込みを試行したり、データベースを開いたり、閉じたりしようとして発生する回復不能のエラーです。この問題は、クライアントで、スナップショット、差分、および変更リストの各ファイルを削除することで解決する可能性があります。1 つのスキャンフェーズ終了後に、エージェントが自己修復します。
スキャン中に、スナップショット、差分、または変更リストデータベースの読み取りまたは書き込みを試行しているときに発生する回復不能のエラーです。この問題は、クライアントで、スナップショット、差分、変更リスト、およびすべてのマニフェストの各ファイルを削除することで解決する可能性があります。エージェントが新しいマニフェストを自動でダウンロードし、1 つのスキャンフェーズ終了後にエージェントが自己修復します。
スキャナによって発生するエラーで、サーバでのクライアントのエコーがクライアントと同期していないことを示します。このエラーは 30004(QAGENT_ERROR_SCORCH_EARTH)エラーにつながり、新しいスナップショットを作成することになります。
50011(エラー) - ERROR_HASH_ENTRY_NOT_FOUND
50100(エラー) - ERROR_INSERT_CONSTRAINT_FAILED50120(エラー) - ERROR_MANIFEST_PARSE_FAILEDこのエラーは 30004(QAGENT_ERROR_SCORCH_EARTH)エラーにつながり、新しいスナップショットを作成することになります。
このエラーは、エージェントがクラウドエンドポイントの DNS 名を解決したが、そのエンドポイントへの接続を確立できないことを示します。エラーの理由の 1 つは、クライアントとクラウド間の接続に断続的な切断または障害があることです。また、ネットワークの速度低下または混雑のほか、一部のファイアウォールルールによって断続的にこのエラーが発生している可能性もあります。詳細
このエラーは、エージェントがクラウドエンドポイントの FQDN を解決できないことを示します。多くの場合、クライアントとクラウド間のネットワークルートの問題を示しており、その理由として、クライアントで使用できるネットワークインタフェースがない、DNS サーバに接続できない、クラウドエンドポイントの FQDN の設定が間違っていることなどが考えられます。詳細
このエラーは、エージェントがクラウドエンドポイントの DNS 名を解決したが、そのエンドポイントへの接続を確立できないことを示します。エラーの理由の 1 つは、クラウドエンドポイントの URI が間違っていること、またはクライアントとクラウド間で現在使用できるネットワークルートがないことです。詳細
このエラーは、エージェントがクラウドエンドポイントの DNS 名を解決したが、そのエンドポイントへの接続を確立できないことを示します。このエラーの理由としては、クライアントからクラウドへの接続を能動的にブロックまたは拒否するファイアウォールの設定が考えられます。また、TCP/IP 接続がクライアントとクラウド間で確立されるのを妨げるルートの問題からもこのエラーが発生します。詳細
このエラーは、Secure Sockets Layer(SSL)通信に必要な証明書がクライアントに存在していないことを示します。この問題は、クライアントに SSL 証明書がインストールされると解決する場合があります。
このエラーは、サーバがエージェントの作成したスナップショットを認識しないことを示します。このエラーは、ネットワーク上の別のエージェントとの競合を示します。別のエージェントは、特に、VM や配置マシンのクローン作成の影響を受けないように実装されています。エージェントは、再セットアップ(Cloud Agent ネットワークへの再参加など)、新しいクライアントライセンス/キー/シートの使用、サーバからの新しい ID の取得を行います。また、マシンのクライアントエコーも新規に作成されます。
このエラーは、エージェントの設定プロファイルファイルがクラウドプラットフォームにまだ存在していないことを示します。このエラーは軽微なもので、エージェントがデフォルトのプロファイルの設定で稼動していることを示すための単なる記録です。
HTTP エラーコード(424)は、差分をサーバにアップロードしているときにまれに発生ことがあります。このエラーコードのほか、以下に示す HTTP エラーコードが発生すると、差分のアップロードがキャンセルされ、ログに“ Unrecoverable error during delta upload ”(差分アップロード中の回復不能エラー)と記録されます。エラーコード:
HTTP_STATUS_NO_CONTENT(204)
HTTP_STATUS_BAD_REQUEST(400)
HTTP_STATUS_CONFLICT(409)
エラーコード 424 は、WebDAV でのみ発生することになっており、RFC 4918 に記載されています。しかし、他の 3 つのエラーコードも差分アップロードがキャンセルされる原因になることがあります。
この情報ステータスコードは、操作の処理中にエラーが発生しなかったことを示します。これは一般的な情報であり、操作が成功したことのみを示しています。
エージェントがサービスの停止を受信したため、現在の動作(HTTP リクエスト、スキャン、アップロード、ダウンロードなど)を中断しているところです。
この情報ステータスコードは、1)スナップショット/差分のアップロード中、および 2)スナップショットの処理中に検出されます。
スナップショット/差分のアップロード中に検出される場合、このステータスコードは、エージェントが現在、スナップショット/差分ファイルフラグメントをクラウドにアップロードしていることを示します。アップロードされるスナップショット/差分のサイズに応じて、1 つまたは複数の ERROR_IO_PENDING メッセージが検出されます。最後のファイルフラグメントがアップロードされると、成功を示すステータスコード 0(ゼロ)がこのプロセスから返されます。
スナップショット/差分の処理中に検出される場合、このステータスコードは、エージェントが現在、最後にアップロードされたスナップショット/差分の処理をクラウドが完了するのを待っていることを示します。エージェントは、作業が完了したことをサーバがエージェントに伝えるまでこの状態のままです。